葬儀・葬式のマナー

2017年12月5日

お葬式とは

私達は、決して日々お葬式という儀式と面と向かって生活をしている訳ではありません。しかし、人間は必ず死に、その時直面しなければならないものがお葬式です。お葬式と無関係で過ごす人たちなどいません。

お葬式と向きあう日は突然やって来ます。その時に、バタバタと慌てないためにも、ある程度お葬式の意味を、余裕のあるときに知っておくのが大事です。

【お葬式の意味】

「諸行無常」、それは、生あるものは必ず滅びるということを意味しています。しかし、100%人たちは、死を客観的に感じ取るだけであり、間接的に死の観念を知るに過ぎないです。

しかし、お葬式において、その死はやがて自分自身に来るという危機感を感じたりするのではないでしょうか。皆目自分自身の死についても見当がかないものの、死というものを、我々は決して無関心で放置しておけるものではありません。お葬式は、死の意味を考えるという意味でもいい機会として捉えることができます。

そこには、宗教信仰があります。宗教信仰とは、人が死と生とを、表裏の関係で主体的に考えることから導き出されます。そして、宗教信仰は、個々の問題から、人たちを繋げ、社会や、文化に意味をもたらすものとして考えることができます。

【お葬式の役割】

お葬式というものは、社会にその人の死を告知する社会的役割を持つことになります。死亡届、戸籍、相続などによって、人たちは、確実に、愛する人を失った自覚を持つことになります。

更に、死体は腐敗し、そのまま放置しておくことが決して出来ないので、 土葬、火葬など行う仕事があります。故人は、モノ化して、モノをどう対処するかという問題と関わりを持つことになります。

そして、お葬式において、故人を失い悲しくて仕方がないという人たちが多くいますが、そのような人たちを慰めるための役割をお葬式が持つとも考えることができます。同じ故人を失った悲しみを持つ人たちが集まれば、気持ちも多少は癒されるのではないでしょうか。

そして、お葬式に参列した子供たちも、人間はやがて死ぬんだということを自覚することになります。それは、小さな子供さんに対してもしなければならない人間の教育です。

【お葬式のマナー】

お葬式は、儀式なので、そこにあるルールに従っておこなわれなければならないです。お葬式にこんなもの必要?と考える人たちもいるかもしれませんが、ルールに逆らわず、厳かにおこなうのが、故人を尊重する姿勢ではないでしょうか。

お葬式というシーンでは、マナー違反が顕著に目立ってしまうので、呉々も用心しなければなりません。訃報の知らせを受けて、深夜に駆けつけたいと気持ちも大いに理解することができますが、 親しい方の場合でも深夜の弔問は遠慮した方が賢明であり、それもマナー違反と考えることができます。

電話をかけてお悔やみを述べるというのはどうでしょうか。葬儀を控えた遺族は、故人を亡くした悲しみの中におり、まさに取り込み中です。そのようなとき電話をかけてお悔やみを述べるのは、やはりマナー違反です。更にお葬式についていろいろ勉強しましょう。